おはようございます。
今回はアドラー心理学の話。「面白くてよくわかる!アドラー心理学」っていう本の解説みたいになるかな。
[忠告]長いし読みずらいから、まとめのところまでぶっ飛ぶのもおすすめ。後半は雑になったって思われそうだけど、、実は雑に書いた。
私の話になるんだけど、3年前くらいに嫌われる勇気と幸せになる勇気を読んで、面白い考え方だなって思ってある程度はそれを理解しているつもりで、実施し生活してきた。そのおかげもあってか、いつも毎日が楽しいし、私は幸せだって思って生きている。しかし、その二冊では、具体性に欠けるところがあったり、いまいち理解しきれないこともあったので、より深く理解しようと思い上の本を読もうと考えた。
本自体は、右ページに文章、左ページにはその文章をイラストを使い分かりやすくしたものが書かれており、読みやすかったし分かりやすかった。この本に書かれていることがアドラー心理学のすべてとは思わないけど、この心理学の軸となる考え方は理解できると思う。
「面白くてよくわかる!アドラー心理学」解説
1章 アドラーの送った人生
心理学に対して関係なくはないけど、特に触れなくても良い内容だったのでフル無視。次の章からこの心理学の考え方になる。
2章 人は目的を遂げるために生きる ~4つの基本理念①
1,「目的論」:人の行動は過去ではなく目的で決まる。
対して何らかの原因で行動をするという考え方を「原因論」という。アドラー心理学では目的論で考えることを主張している。だから、過去の体験は今の自分の行動にはなんら影響を与えておらず、今の自分がしている行動はある目的を達成するためにしているということ。
例えば、不適切な環境で育ち、万引きや窃盗を繰り返しながら生きている人を「過去が原因でそういう人間になった」と決めつけるのではなく、この人は誤った目的を設定していたと考える。そして、この心理学ではその間違った目的では無く、有用な目的を見つけ出して、そこに向っていく支援をする。
だから、「勇気づけの心理学」とも言われる。過去のトラウマなどは存在しない。本当の目的を探ることが大事。なぜではなく、どうしたらの考え方にマインドチェンジしよう。
2、「全体論」:人全体を一つの統合された単位として捉える。
対する考え方を「要素還元論」という。これは体と心は別ものと捉えたり、更には心の中にも意識と無意識があるとしている考え方。アドラー心理学では全体論で考える。
例えば、部屋を片付けようっと思っても、疲れたから片付けられないという状況があったとする。この場合を後者の要素還元論で考えると、行動と感情に矛盾が生じて、気持ち通りに行動を起こせず、葛藤している状況と捉えられる。反対に全体論で考えると、片付けたくないから片付けないと考える。その人の本心は片付けたくないことだが、それを正直に認めることはうしろめたいことだから片付けたいけど片付けられないと判断する。その人の目的は片付けないで、それに心も体も忠実に従っていると考える。
このように、全体論では、心と行動には何ら矛盾がなく、その人の行動こそが、その人の本心であり目的だと考える。
この考え方の良いところは、自己肯定感が上がる事だと思うで。したい行動のはずなのに出来ない自分に腹を立てるより、無意識的には本当にしたい行動ではないと理解できるからね。
3章 すべての悩みは対人関係の中にある ~4つの基本理念②
3,「対人関係論」:人のあらゆる行動は、その時発生している対人間の課題や問題を解決するために行われているという考え方。
対人関係の3パターン
1.師匠と弟子の関係:師匠の絶対的権力で、弟子の人格や考え方すべてを支配する。
2.教師と生徒の関係:知識など、部分的に教師が上の立場となり教える。考え方や人格までは支配されない。
3.友達の関係:1,2のような縦の関係では無く横の関係。上の一方的支配や下の者が自分の何かを捨てたりすることは無い。
アドラー心理学では、3の友達の関係が最も望ましいとされる。職場の上司と部下、学校の教師と生徒、親子関係をも、このフレンドリーな関係が良い。
共同体感覚(「自分は共同体の一部であり、共同体とともに生きていく」と自然に感じられる感覚。家族、組織などを超え、社会全体や国家、地球規模でとらえられる感覚のもの。)を身に付ける。
人生の課題になる3つのタスク(愛、交友、仕事のタスク)の達成を目指す。
簡単に説明すると、みんな友達だと思おうってことかな。
4 認知論:現実は一人ひとり個人のフィルターを通した、主観的な体験であるということ。ある人がその現実を受け止めているかを理解するには「推量」をする必要がある。
その人らしい現実の受け取り方を「認知バイアス」という。
ここも簡単に書くと、あなたの価値観は他の人と同じとは限らないよってこと。
4章 生き方をきめる「ライフスタイル」
トラウマなどは無く、全ての行動があなたが選択したもの。共同体感覚を持って社会に適応しよう。
5章 「劣等感」は幸福の鍵にもなる
劣等感を正しく理解し、上手に使うと、いいよ。
6章 「育てる」ことと「教える」こと
子どもを育てる際、2歳くらいまでは愛情欲求を、それ以降は客観的事実からの好意や喜びの感情を伝えると良い。
7章 アドラー心理学のセラピーとカウンセリング
アドラー心理学のセラピーの具体例とかが書いてあった。まとめずらいので無視。
終了ー!
まとめ
長々と書いたけど、これさえ気にしてくれれば良いってこと書くわ。
~周りの目や過去は気にせずに、自分の信じる最善の道を選ぶ~
じゃまた。