おはようございます。
タンザニアに行くことが確定したにも拘わらず、学校の課題に時間が裂かれてしまう今日この頃。
師走になり、より寒くなってきましたね。私の最近の流行は、温かい格好をするのではなく、白湯を持ち歩くことです。
そうすれば体の内側からポッカポッカ。
今回のラッキージュースは、ある本の読んだ感想を書いていくね。
その本とは、「サハラに死す 上温湯隆の一生」という本です。
私は北極冒険家荻田泰永さんのVoicyでこの本を知りました。
この本のあらすじは、21歳の日本人男性がサハラ砂漠を横断するための冒険をした実話。彼はラクダ一頭だけを相棒にそれを成し遂げようとする。が結局は力尽きてしまうという概要。
まずこの本は、彼がその旅中ずっとつけていた日記を元に書かれた本だからリアルだし、絵はないけど光景が想像しやすいのね。
環境問題やら家族への愛やら自分自身の将来などを考えて、旅をする少年。私と重なるところも多々あり、感銘を受けたな。
彼が本当に死にそうな時は日記なんか書いてられないから、苦労したところの描写は後からこうだったみたいに書かれることが多かった気がする。
にしてもよ、死ぬのが突然すぎたから、胸に重いものがのしかかってくる気分だった。
この本の最後に
「上温湯隆が残したのは冒険という名の行動による文学だったのだ。」
とある。
行動が文学か。。
文学の定義が「言語によって表現される芸術作品」とGoogleでは1番最初に出てくる。
言語と行動って全く違うけど、どちらも相手に何かを伝える手段なんよな。
うん、深いね。
あと、
「冒険とは可能性への信仰である。」
という言葉もある。
可能性を信じることが冒険か。
確かに言えてるなって。
この本を通して私は、「生きる」ってどのようなことかちょっと理解した気がするのよ。
「生きる」とは冒険なんよね。
危険を冒すこと、可能性を信じること、
これが生きることなんかなーって。
とはいえ、
もっと安全な生き方があるのも分かるし、安全な方が良い人が多そうなことも想像で分かる。
けど、どうせみんな死ぬからね。
みんな、全員、全て、必ず、絶対、死ぬ。
そんな厳しい現実があるのに安全を取ることって、考え方によっては、生への敗走という感じがする。私はね。
人生は有限だからこそ、素晴らしいものに転化できる。
これもこの本にあった言葉だけど、その通りな気がするよ。
明日からと言わず、今日から冒険だ。
じゃまた。