ラッキージュース

ポジティブな思考で後悔の少ない人生に

【注意喚起】是非読んで欲しい。27万超えの借金を負った車事故の話

おはようございます。

 

今回は長いけど、傑作。車事故の話だよ。時間の余裕がある時に読んでみて欲しい。

 

3月初旬の事故だけど、今書く理由としましては保険屋さんとのやり取りをすべて終えて、あとはお金を立て替えてくれた母に返してくだけという状況にまでやっと落ち着いたので、この内容を書く。

 

これは私が反省文として書いている意味も含まれるので、温かい、そして許す心を持って読んで欲しい。

 

では、免許取るところから書いていく。

 

1 免許取るまで

 私の通った車の教習所は自宅から自転車で15分ほどの立地で、一生無事故を謳う学校であった。(だとしたら私の一生、短すぎだろ笑)

 そこでは、結果論になるが、私はもっと真剣に学ぶべきであったと考える。私自身「こんなんででいいんだ」「こんなんでいいや」って免許を取るためにこなしているという感覚で仮免許や卒業検定等のステップを乗り越えた記憶がある。

 そーいえば、適性検査も、てめえは運転気を付けた方が良いぞみたいなこと書かれてたな。自信家だから慎重になれって。(その検査当たってるやんか、そして車にも当たる)

 あとこれは事故には関係ないけど、結局のところ教習所も営利目的だから遅刻での罰金は容赦なかったね。1万取られた。遅刻1回だけでだよ。(それはお前が悪い)というツッコミが聞こえますが、運転免許が国家資格なのだから、教習所は民営では無く、公営の方がいいんじゃないかとも思えるのよ。

 ま、そうこうして、最後の鴻巣まで辿り着くわけよ。でも、最終の免許センターも寝坊した。から鴻巣駅からダッシュして遅刻ギリギリで着く。んで、テストもギリの92点、んで、寝坊したため髪セットどころかシャワーも一昨日から浴びていない汚ねえ状態の頭で写真を撮り、私に免許証が発行されてしまったってわけ。

 これこそ諸悪の根源、わがままドライバー誕生の瞬間であった。

 

 

2 事故の前兆?

 これはその事故を起こすよりも前の話である。友達と鎌倉に行った日の出来事である。

行き:めちゃくちゃに高速道路で迷う。降りちゃいけない所で降りたり、降りる所で降りなかったり(←こっちはあったけ?)しかし何とかして鎌倉到着。ふー汗

 

帰り:渋滞にハマる。50mメートル進むのに3,4分くらいかかってたのかな。とにかくノロノロ。幸い友達がいたから話しながらその退屈な時間を過ごせた。しかし、、、恐怖は突然訪れた。

 

「○○(私の名前)前!!」その焦りと恐れを帯びた声が、ぼーっとよそ見してた私の耳に響く。車間距離わずか数メートルの道路を私の運転する車が急加速していた。

 

(うわ!やばい!)危機感と緊張感、さらには心拍数も全てがぶち上がったと思う。

 

結果としては、急ブレーキで追突は避けれた。

 

が身は一瞬で引き締まり、これまでの疲労が突如消え、汗が出てくる。

冷や汗とは正にこのこと。

 

同乗者の人ごめんなさい。怖い体験をさせてしまいました。

 

振り返ってみると、道路の上にある電光掲示板で渋滞情報を確認していてよそ見をしていた。そして、ブレーキのつもりでアクセルを踏んでいたので急発進。

運の良いことに、同乗者がいてすぐに注意してくれたこと、前の車とある程度距離があったことで、事故には繋がらなかった。

 

その後、私のスマホのブログの書きたい内容一覧を記すメモ書き(ネタ帳)にはこう書かれていた。「鎌倉ドライブ 運転怖いわ」うん、怖かったね。

 

 

 あと、それとは別の時、旅行先の東北でも、暗くてくねくねした道もまあまあ速く運転した日があって、その日の夜に友達に「○○(私の名前)の運転は怖い。乗りたくない」みたいなことも言ってもらいました。

知らない、暗い、運転しづらい道にも、臆せずガンガン行く運転スタイル。やばすぎるよ私。

 

はい、もう分かったでしょ。いつかは事故を起こすことくらい想像に難くないよね。時間の問題だったんよ。

 

 

3 事故

 やってきました、今回の目玉。ついに、私しでかします。

ここまで読んでると、もうこの事故は必然って思うよな。私自身も事故った直後こそ「最悪や~」って思ってたけど、後から考えると「ついに来たか」に感想が変わってたもんな。「今日だったか」ってね笑

まあそんな事故の経緯を書いてくか。

 

それは免許を取得した日から1年3ヶ月後頃の出来事。私は友達と箱根に行く約束をしていた。そう、車で。。。

その車は私の家の自家用車。それで友達を拾いながら箱根に向かう予定だった。楽しみにしてた箱根、高速道路や現地の観光名所、時間配分とかも調べてはいた。それがね.....ね。ね。

 

家の最寄りのコンビニで一番安い1日保険に加入し、まずはガソリン入れとくかと考えながらそのコンビニを出た瞬間だった。

 

「ドン!」と鈍い音が響く。

「え?ぶつかった?ん?は?まじ?」

 

しばらく何もしていない時間があった。これはLINEのトーク履歴見て分かった。事故ってからの数分間私は何をやっていたか全く思い出せない。

 

そして車を路肩に寄せ、相手運転者のもとに行く。「ごめんなさい」私はそれしか言えなかったと思う。

相手が警察に連絡をしてくれており、私はしばらく車で待機。

この時間で母親やその友達に連絡した。「事故った」って。

 

んで、警察到着。警察の指示で車をさらに安全な場所であるコンビニの駐車場に移動させ、事情聴取が始まる。免許証を見せたり、事故の経緯を説明したり、事故発生時刻を確認したり、相手と免許や個人情報を交換したり、、、。これ思い出すだけで心をつねられる感じがするわ。嫌な記憶だ。

 

ここで簡単に事故の概要を説明すると、相手直線の私右折の衝突。相手の右後方に私が左前方をぶつけに行ってしまったという状態。私の方に過失があるのよ。だからこそ、生きてる心地がしなかった。辛い。そんだけ。

 

当の相手は仕事中で会社の車を運転中の事故みたいだった。相手の方は冷静で優しい人でまだ良かったけど、その上司は逆。すぐに現場に来て、そして私に強めの口調で「君かー?事故起こしたのは?」って。泣きそうになった。1人だったから本当にホントにしんどかった。

 

でも、まもなくして母からの連絡で私の兄が現場に来てくれた。家から最寄りのコンビニというのが不幸中の幸い。兄という存在も勿論だけど、彼自身も事故経験者だし、その現場に話し相手が1人でもいるのといないのでは精神状態が全く違う。これは自信持って言える。事故ったら知り合いがいた方が何倍も楽。それである程度心を落ち着かせることが出来た。

また、箱根に行く約束をしていた友達とも通話ができたり、母親のコネで交通事故に詳しい人と通話ができたり、色々な人に支えていただいた。この方々いなかったら、メンタルがどうなっていたか。

 

母は「怪我が無くて良かった、心配しないでね」と

兄は同じ現場にいてくれることで精神的支えになり、

友達は快く予定を変え、笑いで私を元気にしてくれ、

母の知り合いの方は、事故後の詳しい対応を教えてくれた。

 

こんな幸せな人いるのか。本当に感謝してもしきれない。

この場を借りて改めて言いたい。「ありがとうございます!」

 

しかし事故を起こしたという現実からは逃れられない。

警察が事情聴取を終えて帰り、私も家に帰った。私は家でゆっくりしたかった。家でゆっくりしたかった。もう一回言わせて、家でゆっくりしたかった。けど、保険屋さんとの連絡のやり取りでバタバタしてた。(くそー!怒)っと矛先が自分にしか向けられないことに怒りを覚える。

誰かや何かのせいにすることで、精神的安定を求める人間の性って自分勝手すぎるよな。

 

んで、ちょっとは落ち着いた。そして気分転換したかったところに、箱根に行こうってなってた友達と会うことになる。場所はいつものところ。いつ来るか分からない電話におびえながら、友達といる時間を楽しんだ。ありがとう。本当にありがとう。

 

 

4 保険金詐欺の疑い

 この事故には大きな論点があった。それは、私が保険加入後に事故を起こしたのかどうかである。コンビニで一日保険に加入後すぐの事故であったため、保険加入した時刻と事故発生時刻の前後関係を十分に調べる必要があった。うん、私は保険金詐欺を疑われていた。

 

「こっちは箱根を楽しみにしてたんだぞ!事故りたくて事故ってる?んなバカなことするか!さっさと調べてくれよ。」こんな心情だった。

 

当初の私は保険加入のメール通知時刻と警察や相手と確認した事故発生時刻がハッキリとしていたので、そのメール通知画面を見せればすぐに解決すると考えていた。

しかし、実際はそこまで甘くなかった。

 

事故を起こした日からちょうど1週間後、保険会社が依頼した調査会社の人と近所のマックで面会をした。15時集合で5分前に着いた、その人に電話する、客席のテーブルに飲み物と資料を置いていた50代半ばくらいの女性が鳴ったスマホを耳に付けた。私「あの人か。」

そうして彼女と挨拶をし、私に飲み物を奢ってくれた。私は確かオレンジジュースのSをお願いした。深い意味はない。

 

ここでも事故の経緯や状況を0から説明した。警察の事情聴取と違うところは、より詳しいということ。特に箱根に行く約束をしていた友達や母とのラインでのやり取りや、なんで箱根に行くのかってなったのかとかのトーク履歴をカメラで撮ったり、始めて運転した日はいつでどうだったかとか、運転する頻度とか、、。とにかく車と私に関連してることすべてを聞かれた感じ。1時間半があっという間に過ぎ去ってた。

 

その人は調査報告書を書き終え、私と誤りがないか最終確認すると私に質問がないかと問うてきた。私は単純な疑問「これで保険加入後の事故だって証明できますか」と。

そしたら、そのようなLINEのトーク履歴やその話だけだとまだ分からない。的な事を言った。

やはりちゃんとした証拠が必要らしい。私はコンビニ目の前の道路なので、そこの防犯カメラを確認してくれと頼んだ。しかしそれは警察の許可がないと出来ならしいので、すぐには出来ないとのこと。そんな会話を最後にして、私はお礼を言った。そして調査会社の女性はマックを出て行った。

その人は私を疑ってるというより、どうしたら詐欺じゃないかを証明できるか考えてくれる優しい人だった印象。ありがてぇ。

 

マックに残された私とオレンジジュース、そして保険加入後の事故ってことをまだ証明困難なのかというやり切れなさ。

オレンジジュースはSサイズにも関わらず17分の14くらいまでしか飲んでいなかった。「あーあんまり間髪を容れず話してたな」と改めて感じた。

 

その後数日が経って、その人が現場正面のコンビニの映像を確認し、USBにてその映像を持ち帰ったよと、そこのコンビニの店長さんと電話で話した。私がコンビニに入って、出て、車を運転して、ぶつかったところまでの一部始終を確認していたよと店長さんは教えてくれた。

 

そうして、私の保険金詐欺の疑いは晴れた。ホッと、安堵した。

 

ありがとうございます、調査会社の女性、そしてコンビニ店長さん、そしてそのコンビニのアルバイトさんも協力してくれたみたいで、。

色々な人に支えられていると感じるよ。

 

 

5 保険

 保険金詐欺の疑いが晴れて、保険で相手の車修理費や怪我の医療費を払うことが出来た。

(医療費に関した話だけど、事故ったら怪我してなくても怪我したって言って病院通いして金をもらうのが常識らしいね。ウソだし、痛くもないのに病院等に行くのバカバカしいし、私に過失があるのにそんなことするのは結局私が損する結果になるから私は仮病使わなかったけど、相手はしてきたね。つまらん。何も面白くない。時間の価値を知れ。)

 

しかし、ここがこの話の1番大事なところで、私の運転していた車の修理費に保険は下りなかった。というのも、私が入った一日保険は、相手の修理費や医療費は払ってくれるが、こっち側の修理費は払ってくれない保険だからだ。コンビニの一番安い保険だからそんなもんなんだけどね。これがこれが、結果として大きな借金を負う原因となる。ってわけ。

 車の修理は保険金詐欺の疑いが晴れてから始まった(と思う)。とはいえ、すぐに修理終わるかなって思ってた。さらにはその費用も10万くらいかなって思ってた。さらに言えば、そのお金は母が払ってくれるとも思ってた。しかし、こんな甘い期待はすべて裏切られる。

修理期間は長く、修理代はその3倍近くもあり、私が全額負担。あーあーあーだよ。

 

はい、もう結論から言おう。相手の修理費32万円。責任割合私85:相手15。よって私は27万2千円の借金を大学3年にして背負うことになった。ここで、私自身の人の愚かさを知れた。良い結果を望んだり、他の人が責任を取ってくれる。ここは、そんな優しい世界ではない。現実と他人は想像よりも厳しい。だからこそ、それが優しい時や乗り越えた時に、嬉しさや楽しさを感じるんだろうな。

 

先ほど、結論から書いたのは訳がある。それは責任割合が決まったのがだいぶ長引いたから。2022/03/08の事故にも関わらず、その責任(過失)割合が決まった日は、およそ7ヶ月後の10/14。

ではなぜこんなに長引いたか、これは推測だけど私も相手もお互いお金をできる限り払いたくないから。当たり前なんだけどね。

私は責任割合80:20 を主張。相手は100:0 だろって言ってる(と保険会社の人から聞いた)。(そんくらい私が悪い事故っていうね)

だから、こっちの保険会社と向こうの保険会社の睨めっこよ。我慢比べとでも言うのか。私は早く決着がついて欲しかったけど、割合がちょっと変わるだけで2,3万円も変わる世界、んなわけで、できるだけ80:20 が良かった。

結局、90:10 かなと予想してたけど、私にとっては良い意味で裏切られ、私85:相手15の割合に確定した。良かったけど、27万円を超える借金。あと、私奨学金もあるよ。私返せるんか?

 

 

6 振り返って

 運転気を付けよ、これが本当に素直な感想。とはいえ、その事故後に車を運転する機会があったんだけど、決して安全とは言えない運転だったな。ていうのも旅行先でレンタカーの泥除けを縁石に乗り上げてぶっ壊したから。(おい!)

意識では安全を心がけてるけど、いざハンドルを握るとその意識がなくなるとまではならんけど薄まる。ていうか、安全第一なんて事故る前から知ってたし。それでもこう乱暴に運転しちゃうのはもう本能的なところに問題があると思うんよな。勿論反省はしてるし、今後は事故を起こしたくないって気持ちはあるけど、どこかまたやっちまいそうとも思ってる。この考えかなりまずい気がする。

 あと、お金の問題はとりあえず今は母が立て替えてくれてる。今後お金が溜まったら返すんだけどさ、まさか私が借金するとはな。買いものの話の回でも話けど、私はお金に関してケチケチしてる人だからさ。今後さ、奨学金とこの修理費とできたら親孝行とで、親に返すものが多すぎるよ。ま、それ以上に与えられたものの方が多いか。そう思うと、少し楽になるわ。そう思お。

 それに、この車事故で人に大けがを負わせたわけじゃないし、私自身も怪我はないし、学生のうちに事故を経験できたことは、長い目で見たらきっとプラスの経験だろうよ。この金額安いもんだろ。良い経験をさせてもらった代償だな、うん。そう思お。

 

ちなみに最近の話、家にある私のロッカーに見覚えのないノートが入ってた。

実物の写真がこれ↓

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黒く塗り潰したところには私の名前が書いてる。「〇〇借金ノート」

母よ、何やねんこれは笑

これの1ページ目、「くるま修理代32万 ほけんもどり272,000-」

このノートこれしか書いてない。

 

あとこれ推測だけど、私の兄もこの借金ノート持ってると思うな笑。彼も母に借金してるし、「〇〇(私の名前)借金ノート」って書いてるくらいだから、兄のもあると推測。

 

 

長くなりましたので、簡単にまとめます。

1. 車免許をテキトウに取ってしまった。

2. 事故を起こす前から危ない運転をしていた。

3. 必然的に事故っても、すんげぇ不安になる。色々な人に支えてもらう。

4. 保険金詐欺を疑われるも、その疑惑が晴れる。

5. 保険の責任割合が決まり、借金が確定する。

6. また事故ると思う。

 

 

じゃまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の余談「教習所からの煽り」

先ほどの文章にも少し書きましたが、この事故が起きたが2022/03/08。つまり令和4年3月8日。

しかし、その数日後、まだ心の傷や車の修理も終えていない中、私の通った教習所からこのようなものが私の家に届きました。

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😐😐😐😐😐😐😐😐

 

私、「令和4年3月17日現在まで無事故無違反であることを証明」されちゃった。

 

すごいタイミングで家にこれが届いたからめちゃくちゃ笑ったわ。私の教習所ギャグセン高すぎるよ。

 

まさか、車の教習所からこんな煽られ方をするとは、思いもしなかった。