ラッキージュース

ポジティブな思考で後悔の少ない人生に

ママチャリで100km漕いだら壮絶な冒険になったよ。

おはようございます。

 

暑い日が続いておりましたが、昨日は小雨でした。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

私はバイトの4連勤がありました。今のバイト先では、初めてだったので不安がありました。

けど、それを終えた今思うことは、精神的には、そこまで疲れずに出来たので良かったです。かな。

 

 

今日は前回の投稿で少し書きました「辛楽しい」という不思議な感情を感じた話を書いていきます。

 

 

私は、辛いと楽しいは、相反する感情のような気がします。そのため、この2つを同時に感じる事って無いと思っていました。

 

しかしですよ。それが感じてしまったんです。

辛いと楽しいを同時に感じたんですよ。

 

 

今回はその話をしていく。

 

その日は学校まで自転車で行った。

片道50kmの3時間半かかる道のりだった。

 

行こうと思った理由は2つある。1つ目がほとんどだけど、楽しそうで、一度は学校まで自転車で行くということをやってみたかったから。

それと、2つ目は、自転車を漕いでる時に思いついただけなんだが、自転車のトレーニングのため。ていうのも、今年の8月末にトライアスロンみたいな大会に出る予定だから。

 

 

とにかく50kmの3時間半かかる道のりを往復した。それも普通のママチャリで。

 

もう一度言う、ママチャリで1日100kmを漕ぐという楽しそうな計画を実行した。

 

 

行きは、正直、しんどかった。

3時間半かかるとはいえ、30分くらいは巻けると思ってたのよ。でも結局は時間通りの3時間半だった。学校も遅刻してしまった。

 

ま、3時間くらい自転車漕いでると、少しずつではあるが、だんだん到着予定時間が短くはなる。けど、足がパンパンになり、コンビニで一回だけ休憩しちゃったのよ。そしたら、結局は、最初の到着予定時間通りに学校に着いた。

 

んで授業を受けて、帰り。

 

 

帰りは、雨が降っていた。もちろん雨が降る事は知ってた。けど、それ以上にやってみたかったし、雨の中の自転車が面白そうだった。

 

だから、私はレインウェアも持って行っており、雨対策は万全だった。

 

 

 

ここからは帰路について書いていく。

そして、この帰り道こそ、「辛楽しい」という感情を感じた時だった。

 

 

まず、学校近くに長く大きな坂があるのよ。私はその坂を爆速で下った。運良く、車もいなかったので、道路の真ん中をブレーキかけずにブーンって。気持ち良かった。

この時の私はこのまもなく後に事故が起きるなんて考えてもいなかった。。。

 

 

そして事故はその坂のすぐ後に起こった。学校を出て約15分後。家まで残り45kmくらいあって、3時間以上の道のりがある所だった。

 

転倒した。おもっきり転んだ。

 

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歩道にいる車を避けて、歩道に戻ろうとしたところ、側溝の蓋に滑り転んだ。その車はガソスタを出ようとしており、歩道に止まってたんよ。私は下り坂だからスピードが出てたし、雨で側溝の蓋が滑りやすくなっていた。

 

かなり勢いよく転んだと思う。3mくらいは吹き飛んだ。

 

 

起き上がろうとすると右足が痛い。歩くのも痛む。右手のヒジには擦り傷があった。

自転車は前輪はパンクし、ホイールの一部がブレーキにぶつかってしまう。

 

私の身体や自転車的にも、このままだと家に帰るのは困難だと感じた。

 

ま、でも何とかなるか。とも少し思えてた。

 

近くの自転車屋さんまで自転車を10分ほど押しながら歩いて向かった。その自転車屋さんのおじさんは、パンクを直して、ホイールの歪みを(強引に)調整して、ハンドルのズレも私が使いやすい高さに調節してくれた。また、絆創膏もくれた。

修理してくれてる間にたくさん話した。「さいたまからこのチャリ(ママチャリ)で来たの!?」「すごいね〜」って言ってもらえた。

 

 

自転車をある程度直してもらった。問題なく自走できる状態にはなった。

 

次は体を直すために病院を探すか、とも考えたけど、意外と体はいけそうだった。

 

その自転車屋さんから1時間半くらいは自転車をノンストップで漕いだ。

その道中、タイヤの動きが変だったり、雨がやっかいだったり、足が痛かったりした。けど、なんか辛いけど楽しかった。

 

しかし、また事故は起きた。

歩道で歩行者とすれちがおうと草が生い茂る方に避けながら自転車で進んだら、草のツタにタイヤが絡まって、ずっこけた。

 

そしたら、またも前輪の一部がブレーキにぶつかり、私1人で直そうにも直せない状態になってしまった。

 

「また?まじかよ...もう笑えてくるわ」

 

そんな気分

 

 

またも前輪が正常に動かなくなり、自転車屋さんを探すことになった。

 

1キロ先に自転車屋さんを見つけた。

その道中、自分で直せるか試したが全く直せず。自転車を押しながら進むわけだが、タイヤがうまく回らないので、押すのも一苦労。

 

 

そして目的の自転車屋さんに着いた。が、閉店してた。一キロくらい苦労して辿り着いた目的地が閉まってた。

 

え?ってなったね。

Googleマップでは営業中なのに。。。

インターホン押しても応答なし。まじか...

 

 

じゃ、次に近い自転車屋さんを探すことになる。あと5分で閉まるお店があった。その時間に遅れそうだったので、前もって電話した。

電話で、閉店時間過ぎるかもしれないと伝えたら、「自分で直せるだろ!」と、キレ気味に返事された。いやいやいやですよ。さすがに無理ですよ。

 

じゃ、次に近いところは、まだ1時間近く営業時間がある。そこにしよう。と、向かった所が本日2度目にお世話になる自転車屋さん。

自転車の状態は、前輪フレームが曲がってる、と。とりあえず直すけど、自転車自体を替えた方が良いよと言われた。

 

 

この自転車先週買ったばかりなのに。。

 

 

この自転車、先週買った安いやつなんですよ、と話した。そしたら、「だろうね」って。

 

んで、丈夫なのに替えた方が良いんですか、と聞いたら、ステンレスだろうがアルミやカーボンだろうが倒れたら壊れるって。

 

じゃ私には自転車向いてないやんって思った。

だって私の荒々運転じゃまず倒れるもんな。うん。

 

 

そんな話をして直してもらっていた。

その間私はナビとして使っていたスマホを充電しようと、モバイルバッテリーと繋げた。

そしたら、水が検知されたから充電できないよ、ってなってしまった。

 

これまでの行きも帰りもずっとナビ頼りだった。そして、この自転車屋さんから家までの帰路も、それを頼りに自転車を漕ぐので、充電が大事なのは言うまでもない。

 

しかしながら、残る充電はもう十数パーセントだった。

確実に家まで充電は持たないことを察した。

 

 

そして自転車がちょっとはマシになる。

お礼を言い、その自転車屋さんを出る。

近くのスーパーの駐輪場に自転車を停めて、少し屋根のある所で倒れた。寝っ転がった。

 

 

自転車はボロボロだし、充電はないし、右足もなんだかんだまだ痛む。そして天気は雨。

 

まじで帰れるんか私。どうしよ。あーあーだよ。

 

そんなことを寝ながら考えてた。

 

 

けどさ、この家⇄学校の往復約100kmサイクリングは私がやりたくてやってること。楽しそうでやり始めたこと。それを諦めるのは、私に失礼だし、完走したらどんなに嬉しいか。

そう考えたら、またペダルを漕ぐ勇気が出てきた。

 

だから、漕いだ。漕いで漕いで前に進めた。

 

ちょっと倒れこんだスーパーから少し進んだところだった。充電がとうとうなくなってしまった。

 

何となくの場所は分かっているが、どの道をどのくらい行けば良いとかは全く分からない。

 

私は若干のパニック状態になる。

とりあえず落ち着くためにコンビニに寄った。

 

買った物はチョコスティックパン。それだけ。

 

しかし、それだけではないのが、私とチョコスティックパンの関係。

いつもの変わらぬ味。これがパニック状態の私の心強い味方になってくれた。

 

 

そのコンビニのレジを担当してくれた女性定員さんに道を聞いた。「携帯の充電が無くなってしまったのですが、〇〇駅はどっちですか。」「それなら、△△駅はこっちですか。」みたいに。丁寧に教えてくれた。

そのコンビニの外でタバコを吸っている男性にも道を聞いた。〇〇駅と△△駅はどっちですか。私は××駅を目指しているです。みたいな。この男性も丁寧に教えてくれた。

 

 

優しい世界やなぁと、しみじみした。

 

 

線路を沿っていけば家に着くって考え、線路沿いを走ろうとした。が、それは甘い考えだった。というのも、全く線路に沿っている道がないのよ。

 

大変だったが、何となくの方向とバス停の行き先を確認しつつで、やっとある駅に着いた。

この駅の次の駅に着けば、もう道は分かる。そんな駅だった。

だから、こここそが最後の正念場だった。

 

 

自転車のタイヤはもう動きが悪くなってきた。漕ぐのに力がいる。足も痛い。道は分からない。そして雨。

ま、楽しくはない。

 

けど進むしかなかった。

 

 

そんな状況ではあったが、バス停の行き先を確認しながら確実に進んではいた。

 

 

そして、帰り方の知っている地名に方面に行くバス停を見つける。

 

お!この地名は!

ってことは、この道を真っ直ぐ行けば、もしや、、、、。道が分かる!

 

 

だんだん進んでいくと、その道に見覚えはあるが、それが家に着く道という確証はなかった。

 

 

しかし、ある交番を見つけた。

「うわ!!この交番知ってる!!」

 

すんげぇ嬉しかった。まじで嬉しかった。

もう帰り方は分かるぞ!バス停で行き先を確認する必要がない。あとは時間の問題だ。

うぉぉー!!

って思った。

 

いや〜この交番を見つけた時、嬉しかったな。

本当に本当に嬉しかった。

 

これまで帰れるかどうかの不安があったけど、それがなくなった。

 

 

そこから家への道は、自転車は漕ぎにくくガタガタするが、気分はルンルンでずっと歌ってた。

 

変な歌の作曲も作詞もした。

とにかくハッピー。

 

これが冒険だ!

危険があるからオモロいんや。と思った。

 

 

しかし、家まで残り30分弱、そんな場所でまたも事故発生。後輪がパンクした。

 

前輪もこの日パンクしており、直してもらっていたが、後輪もパンクしてしまった。

 

 

けど、落ち込まなかった。

だって知ってる道なんだもん。帰れるって分かるんだもん。

 

パンクしても押せばいい。そんな気分。

 

もう何が起きても何でも許せちゃう。

だって道が分かるんだもん。

 

道が分かるって嬉しいのよ。

 

パンクもへっちゃらだった。

 

 

だから、帰りの最後はずっと自転車を押して帰った。

 

自転車はボロボロ、体もボロボロ。

けど、道が分かる!そして雨が気持ちいいんですわ。うん。

 

 

 

 

そして、、、ついに家に着きました。

 

長い帰宅が終わった。

辛楽しい帰宅だった。

 

 

 

実際、辛い時間の方が長い。

けど、道が分かった時の嬉しさが最高に嬉しかった。更にそこからの帰り道もルンルンだった。

 

 

 

結果として、往復100kmの通学帰宅ママチャリサイクリングはとても冒険だった。

 

 

何事も無ければ3時間半かかる帰り道であったが、帰りは7時間以上かかった。そして、自転車も体もボロボロになった。

 

けど、心が成長した気がする。

ある程度辛いことでも、耐えれる精神力が付いた。

自転車や身体、道が分からなくて、天候も悪い。そんな中でも、確実に少しずつ進んだこの経験は、きっとどこかで生きるたろうし、生かす。

 

 

もう自転車で通学はやらない可能性が高いけど、振り返ってみて、面白かったし、辛楽しい経験ができたと思う。

 

ありがとう私。

 

 

じゃまた。

 

 

 

 

 

 

 

今日ポジ「久々の投稿」

久々の投稿ができてとても嬉しい。

前回の投稿は雑な投稿だったので、それを抜いたら1週間ぶりくらいの投稿になる。

 

毎日投稿したいけど、する余裕が確保できない。

 

(ま、随時更新こそ、私の性格に大変合ってるから、仕方ないとは思うんですが。。)

 

 

とにかく!今日このように投稿できたこと。とても嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

 

今日の余談「延滞」

昨日学校の延滞した本を返却した。

そして今日は延滞している図書館の本を返却する予定。

そしてこの投稿では、延滞していたラッキージュースを投稿した。

 

延ばして滞らせる。

 

今考えると、これ、私の得意分野でした。

 

夏休みの宿題とか学校の課題とか、出かける準備とか恋愛とか。

 

 

いつもいつも、先延ばし先延ばし。

後回し後回しで、後手を踏む。

 

 

私よ、いい加減さ、早く行動すれば?

その延滞クセ、私は直した方がいいと思うけどなぁ。。うん。。。

 

先手必勝、機先を制す。ファイティン。